StudioSweet-撮影日報

StudioSweet(磯子通信企画):映像制作業界の隅っこにいる小間使いで構成されています、現在も一部のイベント映像撮影編集に関わっています。

臨機応変な撮影

局などの「テレビ番組」や企業の「PV」、カラオケやミュージックプロモーションビデオなどは「演出家」「ディレクター」が「撮影技術屋」のカメラマンに「ここを撮って欲しい」などを指示をして行きます。

イベントや動物などのドキュメント・記録映像などは、そうは行かないんですよね・・・

むしろ動物ドキュメントなどは「監督(演出家)」がカメラを回して撮って行きますが、これは「撮影までに待ち」が長いのです、ですから「演出家がカメラを自分で回す」、撮影技術屋なんぞ使っていたら、自分の撮りたい画なんて撮れませんし、資金も尽きていきます・・・

最近の「演出家・ディレクター主体のドキュメント」なんか良い例です、民生用のカメラを使って撮って、それを元にして流れを掴むオフライン映像を作って、専門の編集スタジオでコピーして一つの作品に作り上げていく。

それに比べ「イベント記録」は臨機応変に撮っていく事が多いのですが、クライアントさんから「これをこうに撮って欲しい」と言われないと撮りようがないのです、決まり切ったイベント進行・流れなら撮りようもあるのですが。

本日は納品後、自宅に帰ったあとにあわてて民生用DVデジタルビデオカメラを持って鍵も掛けずに家から飛び出し10分程撮影し、デッキのHDDに保存して置きました、意外に使えるビクターのSR-DVM700、HDD250GBのマルチ機です。

余談ですが

横浜博臨港線の様に運転台ビデオと同じくポッドキャストサービスのcastellaさんでは「見た目ショットTV ~運転手は君だ!」のゆりかもめの運転台からの映像を配信しています。

ゆりかもめ新交通システムですが、同じ新交通システムの「横浜シーサイドライン」の運転台ビデオを開通してからすぐの時に撮ったのですが、残念ながらその頃はまだ無人運転していませんでしたので、カメラ前に乗務員カバンを置かれ途中で断念しました、元の映像は手元にはもう残っていないので今更ながら残念ではありますが・・・テイチクさんあたりからそのシーサイドラインの運転台ビデオが発売されている様ですがamazonでは在庫無しでした。

castellaさん、試して見たいので動画デジカメ欲しい!・・・ぞっと(^^;;